H30年10月~H31年4月の記録

平成31年3月15日(金) サケの仔魚が稚魚になりました

3月5日(火)サイノウが消えた?!

 この日の朝、サケの仔魚を観察すると、サイノウがなくなっているような気がして、本日来校される石垣さんに聞いてみようと思って、石垣さんの登場を待っておりました。石垣さんのお話では、サケのサイノウはまだなくなっているわけではなく、だんだんお腹の中に取り込まれているのだそうです。だから、お腹がまだプクッと膨れているようですし、下から見るとお腹が裂けている感じでオレンジの袋の一部が見えていました。


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3月15日(金)小さな水槽を撤去

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  「あと、10日くらいするとお腹が閉じて、そこに内臓が完成されて、えさを食べるようになり大きな水槽へと移る稚魚がいますます。」と前回おっしゃっていた石垣さん。3月5日から10日後、大きな水槽に待ちきれなくなった稚魚が数匹泳いでいました。前回、「サイノウがなくなったからと言って早く大きな水槽に移したり、覆いをとったりして光を当てると、サケの稚魚は泳ぎたくまります。しかし、内臓が出来上がっていない状態では自然界と違う状況になるので良くないです。」とおっしゃっていました。
 小さい水槽の仔魚たちもお腹の袋がなくなりスマートなはっきりした体になりました。いよいよ、大きな水槽に移動するときです。

子どもたちもお手伝い

 いつも帰りに水槽をのぞきに来ている子どもたちも、今日は小さな水槽から大きな水槽へサケが移ると聞いて、なお目を輝かせ「手伝いたい!!」と大張り切りです。何人かの子に手伝ってもらいながら、仔魚の移動は完了。「月曜日からはエサをやれるよ」「移動したすぐだからまだ大きな水槽に慣れていないんだよ」と水槽内のホースの近くや隅に群れている稚魚を見ながら、子どもに説明してくださいました。まだ直射日光は良くないので、前側の覆いだけ外して観察できるようにしてくださいました。
 今週は、6年生の旅立ちの週です。サケ仔魚たちも少し大きな世界へ出て、自らエサを食べだします。

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 前回まで、稚魚と仔魚の言葉の使い方が間違っておりました。正しくは、次のように区別して使用していると石垣さんにご教授いただきました。
仔魚~サイノウがついているとき  稚魚~サイノウが消えてから
 今までの、記事について、これに合わせて変更いたしました。


平成31年2月22日(金) サケの仔魚が大きく成長しました

2月8日(金)サイノウに変化!

 この日石垣さんが来校されました。この冬一番の寒さが答えるこの時期、水槽の温度も少し低く推移しているとのこと。ですので、設定温度を9度にして、水替えなどを行っていただきました。仔魚をよーく見ると、オレンジ色の袋(サイノウ)が薄く少し小さくなっているようです。もちろん、仔魚の体もはっきりしてきました。成長している証拠です。

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2月22日(金)「じゅんちょう!順調!」です。

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 2月8日から2週間後、石垣さんが来校されました。前回の寒さも落ち着き、水温も9℃前後と安定しています。赤いオレンジの袋も本当に目立たなくなり、体の一部に取り込まれているような仔魚も現れました。この日は、低学年の下校時間とも重なり、水槽を眺める児童が、石垣さんと仔魚のことでいろいろお話する姿もありました。

よく見ると…

 2週間前よりもさらにサイノウは小さくなり、動きも活発化していきいます。眼もはっきりしてきています。特に黒目が小さくなりましたね。体の模様もくっきりしました。石垣さんによれば、3月10日過ぎには、小さな水槽から大きな水槽に飛び出して、泳ぎ始めるかもしれないとのことでした。「大変、順調です。」と言っていただきました。
 この日は、稚魚となった仔魚が大きな水槽に移りにくいように、小さい水槽の上に緑の網を取り付けていただき、水替えをして作業終了です。石垣さん!! いつもありがとうございます。  


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平成31年1月24日(木) 全ての卵のふ化を確認!!

水槽の様子が一変しました

 この日石垣さんが来校されました。卵のふ化については連絡していたのですが、石垣さんも開西小のふ化の様子を見に来るのは今季初めてです。「予想よりも早かったですね。」と言いながら、死んだ卵や水槽の水替え、観察を行ってくださいました。

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全ての卵がふ化しました

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 たくさんの卵がすべてふ化したため、オレンジ色だった小さい水槽の中は、何ともさびしい感じに変わりました。仔魚にはオレンジ色のサイノウ(グミのようなもの)がついているのですが、石の間に隠れているので、よく見ないとわかりません。子どもたちもかがみこんで、顔を近づけて観察しています。

よく見ると…

  先週、ふ化を確認したときは、体もまだ透明でしたが、今週は背骨などはっきりしてきたようです。この写真は、石垣さんに仔魚を取り出していただいて撮影しました。よくわかりますね。
 この日、そして次の日と、卒業式前に小さい水槽から飛び出して、大きい水槽で仔魚としてスイスイ泳がせるため、温度と日にちを計算しながら、水温を7℃に上げる操作をしました。受精から、ふ化するまでの積算温度が480℃、仔魚になるまでが900℃であると、教えていただきました。 


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平成31年1月15日(火) ふ化しました!!

予想よりも早く…

 冬休み中の三連休明け1月15日(火)朝、温度の記録をし、水槽の様子をのぞくと、なんとたくさんの稚魚が返っているではありませんか!! びっくりして写真撮影。もちろん、石垣さんにも連絡しました。石垣さんの予想より早く生まれましたが、そんなことより無事にふ化して、よかった、よかったです。

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きれいなオレンジ色のグミがいっぱい!

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 いつ、ふ化したのかは分かりませんが、4分の1か5分の1ぐらいの仔魚が生まれていました。きれいなオレンジ色のグミ(正式名称はサイノウというそうです)がパンパンにはってお腹についています。これからはここに入っている栄養を取りながら育つそうです。

よく見ると…

 卵の時にはっきり見えていた、眼はギョロっとおおきく、体は透明で透き通っているようです。水槽内は、覆いで暗いためかそれてもなかなか動けないのか、卵とほかの稚魚の間でひしめき合っているようです。
 来週には、子どもたちも登校します。仔魚たちの出現に驚く姿を見せてくれることでしょう。 


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平成30年12月25日(火) 平成31年1月11日(金)サケの卵 その後パートⅣ

サケの水槽の様子

 冬休み前の12月25日(火)、石垣さんと帯水協の関川会長もいらっしゃってくださいました。休み前に水槽の水を取り替え、卵の様子の観察と死卵の除去もしていただきました。「卵の成長は大変順調です」と太鼓判を押していいただきました。

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やっぱり、光に透かすと…!

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 前回の卵と比べると、やはり卵の中でも大きく成長しているのがわかります。次、学校にいらっしゃる日を約束して、石垣さんが撮影した写真のデータをいただき、このHPを編集させてもらっています。

年が明け、1月11日(金)

 この日は、石垣さんだけでなく、石垣さんの仕事の後輩にあたられる、横田さんという方もいらっしゃっていました。開成小では水道の水で水槽の中で受精した卵から育てているということを聞きつけ、実際の様子を見に来られたそうです。 
 もう卵の中には、今にも出てきそうな稚魚の姿がはっきりわかります。よく見ると、お腹についているグミのような袋も見えます。「この日から、大体7~10日でふ化しますよ!」と石垣さんが予想! さて、いつ生まれてくるのか、楽しみです。


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平成30年12月5日(水) サケの卵 その後パートⅢ

サケの水槽の様子

12月5日の水曜日、前回から1週間後、石垣さんが予想した1週間後がやって来ました。前日の4日教頭が確認した際には、眼が見えませんでした。はたして石垣さんの予想通りだったのか!?


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やっぱり、光に透かすと…!

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なんと、石垣さんの予想通り、しっかりと眼が観察できます。恐るべし石垣博士!!血管も1週間前よりはっきり見えますね。ここからの卵は発眼卵というそうです。そして、さらに石垣さんは「冬休み明けぐらいには、稚魚が生まれますよ」と教えてくれました。
どうしてそんな予想ができるのか?石垣さんは温度から何やら計算するようにぶつぶつ言っていました。今度しっかり聞いてみようと思います。

卵の成長が安定している理由

昨年と違い死卵が少なく、石垣さんの予想通りになっているのは、直射日光を防御するための水槽を覆う青いボードと、写真のような温度調整の機械です。「青いボードは、光を防ぐだけでなく水槽の温度を一定に保つ要素になっている」と、石垣さんはおっしゃいます。寒い児童玄関に置いてある水槽では重要なようです。
さらに役立っているのは、一昨年から水槽に取り付けた温度調整の機械です。受精卵を水槽に入れてからは、7.5度ぐらい、発眼してからは5度ぐらいに設定し、水温管理を機械で行うものです。「この機会は、優れモノなんです。」と石垣さんも絶賛です。


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平成30年11月28日(水) サケの卵 その後パートⅡ

サケの水槽の様子

11月28日の水曜日、前回から2週間後、石垣さんが卵の様子を見に来校くださいました。まだ、眼は出ていないものの受精卵の成長がはっきりとわかる様子が観察できました。 11月28日の水曜日、前回から2週間後、石垣さんが卵の様子を見に来て下さいました。まだ、眼は出ていないものの受精卵の成長がはっきりとわかる様子が観察できました。

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光に透かすと…!

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血管が見えるようになった受精卵。光に透かすとよく見えます。「このぐらいまで来ると、あと1週間ぐらいで眼が出てきますよ!」と石垣さんが教えてくださいました。確実に成長している証拠ですね。


今回とった死卵は、22個

卵の下のほうにあった死卵を、石垣さんが一つずつ丁寧に取り除いてくれました。今回除去していただいた死卵は22個と大変少なく、「水槽の環境が安定しているからですね。」と、おっしゃっていただきました。



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平成30年11月14日(水) サケの卵 その後!

卵を受精させた、雄と雌のサケの行方…

 11月2日の金曜日、帯広川伏古地区子ども水辺協議会の会長 関川さんが来校され、サケの雄と雌の身をフレークにして届けてくださいました。川から海へ下り、4~5年かけて成長し、元の川に戻ってきたサケの大事な命をいただくということを、2年生の授業で関川さんがしきりにおっしゃっていました。本日まさにそれが完了したということです。衛生面が心配なので、子どもたちには授業の際に紹介し、先生方でお相伴にあずかりました。ありがとうございました。
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DSCN2664.JPGラベルまでつけていただき、まるで売り物のようです

白い卵に、カビカビが!!

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受精してから2週目に入ったころ、白い卵にモワモワしたカビが生えてきました。この白い卵は、受精の際、傷ついて死んでしまった卵や、雌のお腹の中で死んでいた卵なので、白くなるそうです。早速石垣さんに連絡!と思ったら、石垣さんも予感がしたのか!?14日(水)に来校されました。


3.jpg昨年の死卵
昨年は、水槽の直射日光対策が十分でなく、半分以上の受精卵をダメにしてしまったので、ちょっとのカビカビも気になるところでした。

今回とった死卵は、204個

来校した石垣さんは、サケの水槽を確認したあと、死卵を一つずつ取り除いてくれました。とった死卵の様子をよく観察してみると、カビは死卵だけについていて、受精したオレンジ色の卵には悪さをしていないようです。石垣さんが「昨年の死卵は、隣にあるしっかりした受精卵を取り込むようにカビが生えていたけれど、今年は大丈夫です。」とおっしゃってくれました。
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死卵を10個ずつまとめて数えると、204個でした。それでも、元気なオレンジ色の卵がまだいっぱいあります。石垣さんに「温度も一定していて、水の対流もしっかしできているので、 順調です。」と言っていただきました。来月の中旬ごろには、黒い点(稚魚の眼)が現れてくると思います。みんなで楽しみに待っています。
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平成30年10月28日(月) 2年生サケの受精体験実施!

今年もいよいよ、サケの稚魚を育てる活動スタートです。

 今年度も、帯広川伏古地区子ども水辺協議会の方々の協力のもと、サケの受精体験を理科室にて行いました。今年は、国語科で「さけが大きくなるまで」の学習を行う、2年生38名が受精体験とサケの体のつくりを知る学習を行いました。今年もサケ博士 石垣先生のご指導で授業をすすめました。
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受精するよーー

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用意したサケは、雄2匹と雌1匹。雄1匹だけだと健康でない精子の可能性もあるので、確実に受精させるため2匹を用意するそうです。 「やりたい!」と立候補した二人が雌のサケの腹を採卵刀で裂き、オレンジ色の卵を採卵台で掻き出します。「いくらだー」と2年生の声。「食べたーい」と声が続いていました。

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採った卵に2匹の雄の精子をかけたんですが、なかなか精子が出てこないので悪戦苦闘です。さらに、2匹目の雄からは精子が出てこなかったので残念。それでも、1匹目の精子で受精完了です。精子は「いくら」に対して「しらこ」と言いますが、こちらの言葉は2年生から出てこなかったですね。

サケの卵に触ってみました。そしてサケの体のお勉強!

受精したサケの卵を、みんなで触ってみました。一度受精した卵は、触っても大丈夫だそうで、子どもたちは「きもちいい~」と優しく静かに触れていました。その後は、卵をとったサケの体を開いて、人の体との違いを勉強しました。エラとかヒレとか魚ならではの特徴をしっかりとらえた声が聞かれました。
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授業後、受精した卵を石垣さんが水槽に投入。一粒一粒が落ちていく様子を見ていると、わくわくしてきます。水温を約7.5℃に設定していて、約40日後(2学期中冬休み前)には卵に黒い点(稚魚のもと)が出来るだろうと石垣さんが教えてくれました。開西小学校児童玄関中央に、青いシートで囲われた水槽があるので、ぜひ見に来て下さい。
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